当店で使っている金具「グラス社ノヴァプロスカラ」
当店ではブルム社のタンデムボックスという引出しレールを標準として使用しておりますが、一つ上のオプションとして採用している引出しレールがグラス社の「ノヴァプロスカラ」です。
ブルム社のタンデムボックスと同じく「引出しシステム」や「スチール引出し」と呼ばれるレールの一つですが、タンデムボックスと比べるとスクウェアな形状で非常にデザイン性が高いレールです。
タンデムボックスがサイドのレールで高さを出していくのに対し、ノヴァプロスカラは側板の高さが4種類のラインナップがあるため、見た目も非常にすっきりしたものになります。側板の高さが一番上から90mm、122mm、186mmとなっています。
あらためて、タンデムボックスの写真を載せますが、比べてみるとデザイン性の違いは一目瞭然ですね。カラーも写真の「ストーン(ダークグレー)」の他に「アイス(ホワイト)」、「シルバー」の計3色。お好みに合わせて選ぶことができます。
耐荷重や動きなどはほとんど同じレベルといってよいでしょう。ただ、製作における使いやすさとしてはタンデムボックスの方が良い面もあります。ノヴァプロスカラは調整にコツが必要なのと、レールの構造自体がシビアなので、キャビネットの精度が悪いと不具合が出ることもあります。
金額的にはノヴァプロスカラの方がすこし高いので、当店ではご予算に合わせてご提案をしております。
普段見えない部分なので安い方で良いというお客様もいれば、引出しの中までこだわりたいというお客様もいらっしゃいます。
使い始めた当初は、採用率が全体の3割程度でしたが、今では8割以上のお客様が選ばれる商品となりました。
事務所に展示がありますので、興味のあるお客様はぜひ一度お越しいただき使ってみてください。
K’S FURNITURE 佐久間